何が面白いか

介護の仕事は色々と誤解されている所があり、本質にたどり着く前に「介護嫌い」になってしまっている人がいる。本当に勿体無い。介護は大金を動かしたり、ビジネスマン的な要素が無いのは事実かもしれないけど、実はクリエイティブな要素が非常に高く、尚且つその成果が目の前で実感出来る。と言うとてもやりがいを感じやすい所がある。

介護はよく、「人から感謝される仕事」って言われる事が多いですが、それは確かに一つケアをする事で、対面するお客様から「ありがとう」と言って貰える事は、介護独特な所だと思う。ただ、もう一歩踏み込むと「一つのケア」のクオリティは関わる人によって全く違う。そして高齢者の方の反応も当然変わってくる。反応というのは日々積み重ねて行くと数ヶ月で物凄く大きな差として見えてくる。出来なかった事が出来るようになったり、諦めていた事が改善したり、これは介護する側もされる側も、物凄い幸せを実感する事が出来る。

この差は高齢者の方にとってみたら、残りの人生を大きく左右する大事な事。幸せな最期を迎えられるまでの時間を、共に過ごさせていただく事が出来るのが介護の本質。でもそれは介護全体のほんの一部。それぐらい介護は奥が深く、ちょっと関わっただけで、見切りをつけられる程、残念な業界ではない。ただ、こう言う本質の部分をしっかりと伝えられる環境が介護業界には少ない。それを私が作っていく事が出来れば、介護業界はもっと変われる。もっと笑顔が溢れる業界になるはず。

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