介護施設の管理職として大切な事は、現場の声に耳を傾けること。
現場にはお客様とケアをするスタッフ達がいる。そこには必ず答えがある。施設運営において、経営的な数字を追いかける事も時には大事になってくるが、現場を見ずして出した答えが正しいわけがない。と言うと現場に出て「見て、話を聞いて、知ったような気になってしまう事がある」
違うのだ。現場は管理職には言い辛い事や見られたくない場面が沢山あるのだ。そこを見ずして見た気になってはいけない。世間話をして分かった様な気になってはいけない。スタッフが言い辛い事や見られたくない事にこそ、改善の必要があるのだ。そして、その改善はスタッフだけでは出来ないから苦しんでいるのだ。事務所でパソコンに向かう暇があったら現場で改善を進めなければならない。
それは、このコロナの時期においても大切なマインドであり、無くてはならない感度である。感染は目に見えないが、管理職のアンテナにはスタッフの感染症に対する感度の高さが見えるはずだ。打つべき手段は勉強会なのか、物品の補充なのか、使用物品の変更なのか?現場の声を聞きながら動く事が大切。
管理職の意識
